どうも、ともぞう(@tomotin2222)です。
突然ですが、あなたはなぜ情報発信ビジネスで稼ぎたいのでしょうか。
「お金がほしいからに決まってるだろ!」という声も聞こえて来そうですが、考えてほしいのは、その一歩先です。
つまり、何のためにお金を稼ぎたいんですか?ということ。
「いや、お金が欲しいからでいいじゃん」って思う人もいるでしょう。
確かに「お金が欲しいから情報発信ビジネスで稼ごう」これ自体は悪いことではありません。お金が無くて苦しいならいったん稼ぐことを目的にしても良いと思います。
でもね。いつまでも「お金を稼ぐこと」を目標にしていると、どうしても不都合が起こりやすくなります。
それは、手段の目的化です。
手段の目的化が起こす悲劇
極論言えば、お金を稼ぐ目的は「自分がより幸せになるため」ですよね。
例えば、
- 家族との時間を大事にしたい
- 趣味を楽しみたい
- ブラック企業を辞めたい
みたいな。
つまり、自分が幸せになるため(目的)にお金を稼ぐ(手段)ということです。
でも、「お金儲け」を考えるあまり、いつのまにかお金を稼ぐことが目的になってしまうと基本的には不幸しか起こりません。
例えば、家族との時間を大事にしたいから自分でビジネスを始めた人がいたとしましょう。
その人が当初の目的(家族との時間を大事に)を忘れ、いつの間にか「お金を稼ぐこと」を目的にしてしまったらどうなるでしょうか。
「お金を稼ぐために家族の時間を犠牲にしている」なんてことになってしまいます。
その結果、家族との関係が悪くなってしまった…なんてことにもなりかねません。
それでは何のためにお金を稼いでいるんだ…と絶望してしまいますよね。
もちろん、自分で気付いて軌道修正できればそれはそれでOKです。
だけど、行きつく所まで行かないと気付けない人が多いのも事実。
これは婚活をしている人にも言えることです。
「幸せになるために(目的)結婚する(手段)」はずが、いつのまにか結婚することが目的になってしまい、結婚前より不幸になってしまったなんて話はよく聞きます。
(僕の周りにも焦って婚活をしてモラハラ夫と結婚して後悔した人がいます)
手段の目的化は「いつの間にか」起きている。だから定期的に確認をしよう。
厄介なのは、手段の目的化はいつの間にか起きてしまうということです。
実は僕も経験があります。
僕は元々、音楽を続けたくてネットビジネスの世界に入りました。
それがいつの間にかお金を稼ぐことが目的になり、音楽の仕事を蔑ろにしていた時期があったのです。
そのときの僕は調子に乗っていたし、音楽の仕事もなめていました。
当然、人間関係も悪くなるし仕事も減って行きます。
幸い僕には「お前、最近ちょっと調子乗ってるんじゃねぇの?」と言ってくれる、信頼のおける友達がいたので気付けました。
彼らがいなければずっと気付かないままだったかもしれません。
そう考えるだけで背筋がゾッとします。
それ以来、僕は定期的に手段の目的化が起きていないかを確認するようになりました。
確認するようになってからは、たぶん手段の目的化も調子乗ってる現象も起きていないと自分では思っています。
ですから、定期的に「お金を稼ぐのは何のためだっけ?」など手段の目的化が起きていないかを確認するのは重要なことだなと思っています。