どうも、ともぞうです♪
2019年に買って衝撃を受けた1冊が『ポチらせる文章術』でした。
なぜ衝撃を受けたのかといえば、僕が今まで学んで来たコピーライティング本の中で
- 最も実践しやすく
- 最もわかりやすい
- コピーライティングで重要なことが一通り学べる
内容だったからです。
なので、「コピーライティングを学びたいけどどこから勉強したら良いのか分からない」という場合には「ポチらせる文章術」を読んでみてはいかがでしょうか。
ユルいけど、専門書50冊分のポイントが詰まった本。それが「ポチらせる文章術」
「ユルいようでも、専門書50冊分のポイントが詰まってます」
↑これは「ポチらせる文章術」の「おわりに」の部分に出て来る一節です。
この一節の通り「ポチらせる文章術」は、コピーライティングを学ぶ上で重要なことがギュッと凝縮されています。
なので、下記のようなことを思っているのであれば読んでみる価値はあります。
- 文章で商品やサービスを売りたい
- 文章で人の気持ちを動かしたい
特に、
- 『ザ・コピーライティング』
- 『伝説のコピーライティング実践バイブル』
など「あれ?これは鈍器か何かですか?」
と聞きたくなるような本を読んで挫折してしまったなんて場合には、まずは『ポチらせる文章術』から入ってみるのが良いのかなと思います。
コピーライティングは「書くこと」ではなく(読まれる提案を)「考える」こと
例えば、本書の中にはこんな言葉が登場します。
「コピーライティングは書くことや表現することではない。考えることなんだ。」
大橋一慶さん著『ポチらせる文章術』(ぱる出版、2019年発行)22ページより引用
コピー「ライティング」というくらいですから、ライティング(書く)ことだと思われがちですが、実はコピーライティングで最も重要なのは「考えること」なんです。
どういうことか、ちょっと話が飛びますが詳しくお伝えして行きます。
エスキモーに冷蔵庫を売る話
突然ですが、エスキモーに冷蔵庫を売る話をご存知でしょうか?
これは、アラスカやカナダの北部など、極寒の地に住むエスキモーという民族に冷蔵庫を売るにはどうしたら良いか?という話なのですが…
普通「極寒の地にいる」って聞くと「冷蔵庫なんて必要ない」って思うじゃないですか。
「だって、冷蔵庫に入れなくてもお肉は腐らないし…」みたいな。
だから、「エスキモーに冷蔵庫を売るなんて無理じゃね?」なんて思うのですが、実はそんなことないんです。
「冷蔵庫に入れておけば、お肉がいつでも適温に保てます。
いつでもすぐに調理が出来ます。」
↑こう伝えることにより、冷蔵庫がバカ売れしたそうなんです。
エスキモーが住むアラスカなどは極寒の地。
そのまま保存しておくと、お肉がカチコチに凍ってしまうんですよね。
カチコチに凍ってしまったお肉は、まず解凍しなければ料理に使えません。
でも冷蔵庫に入れておけば、お肉が凍ることなく適温に保てる。
これは便利だ!ということで冷蔵庫がバカ売れしたということですね。
冷蔵庫は普通「冷やすための箱」です。
なので、「冷やす」という方向で訴求してしまいがち。
しかし、それを「適温に保つための箱」という風に切り口を変えれば興味を持ってもらえる。
その結果、売れるということですね。
コピーライティングで最も重要なのは「考えること」の意味
「コピーライティングは考えること」という話をしました。
これはつまり、「エスキモーの人たちは何を言えば冷蔵庫に興味を持ってくれるかな?」と考えることなのです。
「う~ん。でも、エスキモーに冷蔵庫を売るみたいな斬新な発想、自分には出来ないよ。。。」なんて思ってしまった人もいるかも知れません。
でも、大丈夫です。
なぜなら、「斬新な発想の作り方」「読まれる提案の作り方」を教えてくれるのが「ポチらせる文章術」だからです。
「ポチらせる文章術」は会話形式で学べるから読みやすい
更に、この本は会話形式になっている&小ネタもチョコチョコ挟まれているので非常に読みやすいです。
本を読むのが苦手な人でもサクサク読み進めることが出来ます。
なので、あなたが「これからコピーライティングを学ぼう!」と思っているのであれば「ポチらせる文章術」は最適な1冊です。
ポチらせる文章術まとめ
「ポチらせる文章術」は、コピーライティングの入門書としても非常に秀逸ですし、困った時に読み返すのにも適しています。
各章ごとに「まとめ」も用意されているので、そこだけを読み返すのもありですね。
とにかく、
- コピーライティングを学んでみたい
- 文章で人を動かしたい(商品を売りたい・何かしらの行動を起こしてほしいなど)
なんて思っているのであれば、ポチらせる文章術を買って読んでみると良いですよ。