どうも、ともぞう(@tomozounew)です♪
このブログ記事が
投稿されているということは
例の7月5日の予言は外れたと
いうことですね。
特に何もなくて良かった(笑)
で、
今日はこういう
世界滅亡とかそっち系の
信仰に関わる心理系の話を
しようと思います。
予言が外れているのに信仰心は強くなる?!そのカラクリとは?
これまで世界中で
色々な新興宗教の
教祖様たちが
「〇〇年〇月〇日に
地球が滅びる!」
みたいな予言をしています。
- 1999年のノストラダムスの大予言
- 2012年のなんちゃら歴が終わって…
みたいな話も
ありましたよね。
でも、
今滅亡していないところをみると
どうやら、その類の予言は
全て外れているということになります。
(名推理)
じゃあ、
予言が外れたから
信者たちは
「うわぁ!こいつの予言
外れてんじゃ~ん!
マジ信じて損したわぁ~!」
ってなるかというと
そうでもなくてですね…
「滅亡を免れたのは
教祖様の力のおかげだ!
やっぱり教祖様はすごい!」
ってなるんですよ。
熱心に信仰している人ほど
信仰心がより強くなります。
認知的不協和のカラクリ
これは心理学の用語でいう
認知的不協和というやーつ。
人は矛盾する二つの認知を
同時に抱えると不快感や
ストレスを感じます。
それを解消するために
二つの矛盾する認知を
自分の都合の良いように
変えるんですよね。
これが認知的不協和。
例えば、以下のような
矛盾する2つの認知があった場合
- 私は教祖様の予言を信じている
- でも、予言されたような出来事
(地球滅亡)は起きていない
教祖様の予言を信じる
という方を採用して
「滅亡を免れたのは
教祖様の力のおかげだ!
やっぱり教祖様はすごい!」
になるってことです。
なぜ、世界滅亡系の予言はなくならないのか
先ほどお伝えした通り
世界(日本)滅亡系の予言って
これまで何度もありました。
じゃあ、なんでこういう系の
予言があるのかというと…
- お金儲けのため
- より熱心な信者を集めるため
の2つに集約されます。
お金儲けのため
今回の2025年7月5日の話は
マンガ家のたつき諒さんの
『私が見た未来』という本が
ことの発端になっています。
で、ここ数年間で
陰謀論とか都市伝説系の
YouTuberがこぞって
2025年7月5日問題を
取り上げていたようです。
まぁ、この本はここ数年で
爆発的に売れたでしょうね。
すると、たつき諒さんと
出版社は儲かります。
取り上げたYouTuberの動画も
再生され、沢山広告収入が
入って来たことでしょう。
中には7月5日にイベントをやります!
と言っていた人たちもいたので、それでも
儲かっていることでしょう。
つまり、今回の件では
- たつき諒さん
- 出版社
- 陰謀論・都市伝説系YouTuber
が儲かったという話。
こういう滅亡系の話は
不安を煽れるので
話題になりお金が
儲かるという構造です。
そう。こういう系の予言は
Xデーが近づけば近づくほど
儲かります。
しかも、陰謀論・都市伝説系
YouTuberに関しては
「いや~、何もなくて
本当によかったよね!」
とかなんとか言いつつ
この話題が風化していくのを
待てば良いだけなので
ローリスクハイリターン。
最高ですね。
より熱心な信者を集めるため
それから、認知的不協和の話をした通り
予言が外れれば外れるほど、信仰心が
強まる人がいます。
信仰心が弱い信者たちは
離れていくかも知れませんが
信仰心が一定以上の信者たちは
認知的不協和によって
信仰を深めていきます。
するとどうなるか。
予言が外れたときに
より信仰心の強い信者だけが
残ることになります。
宗教団体にとって、それは
非常に都合のいいことです。
だって、信仰心の強い人はそれだけ…
いや、この辺でやめておきましょう。
まとめ
ということで、この記事では
- 予言が外れれば外れるほど信仰心が強くなる心理
- なぜ、滅亡系の予言が次々に出てくるのか
というお話をしました。
誤解のないように言っておくと
僕は別に滅亡系の話をして
- お金儲けをしたり
- より信仰心の強い信者をあぶり出したり
することが悪いことだとは言っていません。
やりたいならやれば良いと
思っている派です。
(僕はやりたくないけど)
それから、こういう予言などの話は
エンタメとして楽しむ分には全く
問題ないと思っています。
でも、真に受けすぎて
病んでしまったり
生活に支障をきたすようなら
そっち系の話題からは距離を
置くようにしましょう。
また、この話はネットビジネス系の
構造とも似ている部分があります。
- 不安を煽って教材を売る
- 炎上させてより忠誠心の強いカ…人をあぶり出す
などですね。