「呪術廻戦の五条悟の領域展開から学ぶ情報インプットのコツ」という記事では、呪術廻戦の五条悟の必殺技(領域展開=無量空処)を例にして「人は情報を与えられ過ぎると情報処理が追いつかなくなり、動けなくなる」というお話をしました。
その対処法として「情報を絞る」を提案しました。
もし、興味があれば、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
で、今日はもう一つ。
情報を大量に仕入れても行動できるようになる方法をお伝えして行きます。
この記事に書いてあることを実践すると、情報を圧縮することができて、脳への負担(?)が減ります。
その結果、沢山の情報を取り入れても必要に応じて引っ張り出せるような知識の使い方ができるようになります。
では、本題に入ります。
大量に仕入れた情報を抽象化する
結論から言うと「情報を抽象化する」です。
抽象化とは、バラバラな情報に共通点を見つけて一つのまとまりにすること。
たとえば、
- チョコ
- ケーキ
- クッキー
という3つがあったら「お菓子」にまとめることができますよね。
これが抽象化です。
もう一つ例を出します。
- チワワ
- パグ
- プードル
これを抽象化すると「犬」です。
では、これはどうでしょうか
- 犬
- 猫
- 象
抽象化すると「動物」になります。
- 犬
- ひまわり
- 人間
これを抽象化すると「生物」になります。
抽象化とはこういうことです。
アフィリエイトで稼ぐための情報を抽象化する例
「で?抽象化はわかったけど、これの何が役に立つの?」って感じだと思います。
そこでアフィリエイトで稼ぐための情報収集を例にして抽象化のお話をします。
たとえば、
- アフィリエイト教材A
- アフィリエイト教材B
- アフィリエイト教材C
があったとしましょう。
全ての教材を読んでみて「これは(言い回しや切り口は違うけど)全ての教材に共通して書いてあるな」と思うことをメモします。
で、メモした「共通していること」をあなたの言葉で短くまとめてみる。
これが抽象化です。
このように情報を抽象化して頭の中に入れておくと、非常に省エネになるんですよね。
だって、抽象化しない状態で教材の内容を頭の中に入れておくためにはその教材の内容を一字一句全て覚えておかなければならなくなります。
しかも、
- 教材A
- 教材B
- 教材C
の全ての内容をです。
これは情報量が多すぎて脳への負担がハンパではありません。
でも、3つの教材から学んだ「アフィリエイトで稼ぐために重要なこと」を抽象化して頭の中に入れておけば非常に短い言葉で覚えておけます。
そのため、脳への負担が少なくて済むのです。
冒頭で紹介した記事でもお伝えした通り人の脳は情報が多すぎると動けなくなってしまいます。
なので、情報はなるべく抽象化して脳への負担が少ない状態で頭の中に入れておくと良いですね。
そうすることで、大量の情報の大事な部分だけをギュッと頭の中に入れておくことができます。
是非、やってみてください。
抽象化は教材だけではなく「観察」でも使える
この抽象化の方法は、教材で学ぶときだけではなく、観察をする時にも使えます。
例えば、あなたが何かインプットのテーマを決めます。
じゃあ、ここでは「影響力を付けるにはどうしたら良いか」というテーマを決めたとしましょう。
その時、色々な影響力のある人、、、
例えば
- YouTuber
- 芸人
- ライバー
- ミュージシャン
- SNSのインフルエンサー
などを良く観察します。
すると、影響力のある人は
- 自分の強みと弱みを知っていて、どちらも上手く表現できる
- Why(なぜこの活動をしているのか)を必ず語る
- 「こうしたい」という世界観があり、そこに人を引き込める力強さがある
- etc…
などの共通点があるということがわかります。
そしたら、今度はそれを自分に落とし込み、SNSなどで表現して行きます。
その時、必ずうまく行くことと上手く行かないことがありますから、試行錯誤をしていく。
そういう感じで具体⇔抽象を行き来させることで、影響力を身に付けることができるということです。
まとめ
さて、「呪術廻戦の五条悟の領域展開から学ぶ情報インプットのコツ」と合わせて「情報が溢れるこの時代における情報収集と情報処理のコツ」みたいなテーマでお話をしてきました。
この2記事分の情報をまとめておくと、情報収集と情報処理で大事なのは
- 絞る
- 抽象化する
のどちらかです。
あまりに沢山の情報がありすぎて抽象化もままならないなら、あえて取り入れる情報を絞ることがも大事です。
しかし、どうしても沢山の情報を収集しないと不安という場合には、沢山仕入れた情報を抽象化し、あるキーワードでラベリングして覚えておくという方法も有効です。
抽象化、ラベリングした知識、情報はすぐに引っ張り出せるようにしておきましょう。