「自分の知識やノウハウ、思ったこと、考えていることを文章で伝えたいと思うんだけど、どうしたら伝わるのかなぁ…」なんて悩んでいませんか?
僕もブログやSNSで情報発信を始めた頃は同じ悩みがありました。
時には「何を言っているのかわからない」「意味不明すぎて文章を読む時間を返してほしい」などと言われ、ショックを受けたこともあるほどです。
しかし、文章の基本的な書き方を学び、さらにあるテクニックを活用するようになってからは、逆に「ともぞうさんの文章はわかりやすいね」と言われるようになりました。
そう。知識やノウハウを文章で伝えるにはちょっとしたテクニックがあるのです。
ということで、このページでは、誰でもすぐに使える「伝える文章を書くためのテクニック」を2つ紹介していきます。
このテクニックを使えばブログ、SNS、メルマガ…どんな媒体でも分かりやすく伝えることができるようになるでしょう。
では、本題に入ります。
伝わる文章を書くための2つのテクニック
伝わる文章を書くための2つのテクニックは下記の2つです。
- 読者さんの知っているであろう概念と結びつけて伝える
- 具体例を沢山出す
詳しく解説して行きます。
1、読者さんの知っているであろう概念と結びつけて伝える
まずは読者さんの知っているであろう概念と結びつけて伝えることが重要です。
つまり、「読者さんが知っているモノ」と「今から伝えたいモノ」を結びつけ、イメージを掴んでもらうのです。
たとえば、「フットサル」を説明するときには、まず「サッカーに似たスポーツだよ」と伝えます。
こうした方が「フットサルってね、屋内でやるスポーツでね、主に足を使うスポーツなんだけどね…」と説明し始めるよりずっと伝わりやすいですよね。
ですから、まずは読者さんの知っているであろうモノと今から自分が伝えたい概念を結びつけることを意識してみてください。
フットサルとサッカーを結びつけた後で、両者の細かい違いを(必要ならば)付け加えるとさらに親切ですね。
たとえば「サッカーは1チーム11人だけどフットサルは1チーム5人なんだ」みたいな細かいことを伝えるってことです。
2、具体例を沢山出す
もう一つは、具体例を沢山出すということです。
たとえば、「人間の脳は否定形を認識できない」という話を伝えるために
- 「青い象のことは考えないでくださいね」って言われたらつい考えちゃいますよね
- 子どもに「ジュースこぼさないように運んでね~」というと、かなりの確率でこぼすんですよね~
- ダイエット中に「ポテチを食べない」って自分に言い聞かせるとポテチが頭から離れなくなっていつの間にか食べているんですよね~
と具体例を出して、それから「これって全部、脳が否定形を認識できないから起きる現象です」と伝える。
そして、具体例をだしてから、もう一度改めて、下記のように伝えるのです。
「このように、人の脳は「○○しない」という言葉を聞いたり使ったりすると「○○」だけが認識されて、逆に「○○」という行為をしてしまうんですよね。」
すると、伝わりやすくなります。
なので、具体例を出して解説すると良いですね。
そうすると伝わる文章を書くことができます。
具体例を出すコツ
具体例を出す時のコツはできるだけターゲットが体験しているであろう身近な例を出すことです。
たとえば、子育て中の方がターゲットなら下記のような例を出すということです。
子どもに「ジュースこぼさないように運んでね~」というと、かなりの確率でこぼすんですよね~
こうすると共感も一緒に得られますから「伝える」と同時にファンになってくれる可能性もグッと上がります。
伝わる文章を書くために有効な2つのテクニックまとめ
僕たち情報発信者は読者さんに新しい概念を伝える必要があります。
新しい概念を伝えるにはちょっとしたテクニックがあります。
それが下記の2つのテクニックです。
- 読者さんの知っているであろう概念と結びつけて伝える
- 具体例を沢山出す
これは、文章だけではなく、日常の会話など、言葉を使って人に何かを伝えるときに使えるテクニックなので、是非使ってみてください。