「コンテンツ販売に興味はあるけど、何を売ればいいんだろう?」

「自分には商品にできるような知識なんてないし……」

こんなふうに悩んでいませんか?

もしそうなら、まずお伝えしておきたいことがあります。

それは、コンテンツ販売で売るものは、あなたが今までの人生で身につけてきた知識や経験でいいということです。

仕事で覚えたことでもいいですし、趣味で詳しくなったことでも構いません。

普段の生活の中で工夫していることだって、商品になる可能性があります。

たとえば、僕は今まで、せどりやベース演奏、情報発信、コンテンツ販売など、いろいろなジャンルで自分の知識や経験を商品にしてきました。

そして、どのジャンルでも購入者さんから「ありがとうございます!」というメールをいただいてきたんですね。

自分が知っていることを誰かに教える。

それによって相手が喜んでくれて、しかも収入になる。

僕はこれがコンテンツ販売の素晴らしいところだと思っています。

ただし、ひとつだけ注意点があります。

知識や経験があれば、何でも売れるというわけではありません。

大切なのは、その知識や経験を必要としている人がいるかどうかです。

今回は、コンテンツ販売では具体的に何を売ればいいのか、どうやって自分の知識や経験から商品を見つければいいのかを解説していきます。

後半には、自分だけの商品を見つけるためのワークも用意したので、ぜひ取り組んでみてください。

コンテンツ販売では何を売ればいいのか?

コンテンツ販売では、主に自分の知識や経験を文章、音声、動画などにまとめて販売します。

たとえば、あなたがギターを弾ける人だったとしましょう。

その場合、ギター初心者に向けて、基本的な弾き方や練習方法を教える教材を作ることができます。

これがコンテンツ販売です。

ほかにも、料理が得意ならレシピ集を販売できますし、パソコンに詳しいならパソコンの使い方を解説した教材を販売することもできます。

つまり、何か特別な商品を仕入れたり、新しい技術を開発したりする必要はないんです。

すでに自分が持っているものを商品にできる。

これがコンテンツ販売の特徴です。

ただ、ここで考えてほしいことがあります。

それは、購入する人は何に対してお金を払うのか?ということ。

たとえば、先ほどのギターの教材なら、購入者さんは単にギターの知識が欲しいわけではないと思うんです。

ギターを弾けるようになりたい。

好きな曲を演奏できるようになりたい。

そういう目的があるから、練習方法を知りたいわけですよね。

つまり、購入者さんが本当に求めているのは、知識そのものというより、その知識を得ることで実現できることなんです。

だからこそ、コンテンツ販売で何を売るか考えるときには、

「自分は何を知っているのか?」

だけでなく、

「その知識によって、相手は何ができるようになるのか?」

まで考えることが重要になります。

コンテンツ販売で売れる可能性がある商品の具体例

では、実際にどんな商品が考えられるのでしょうか?

ここでは、身近な知識や経験を使った商品例を紹介します。

① 趣味で身につけた知識や経験

まず考えやすいのが趣味です。

たとえば、僕はベースを弾くのが好きで、現在はミュージシャンとして活動しています。

でも、最初からベースが上手に弾けたわけではありません。

当然、始めた頃は初心者でした。

指が思うように動かなかったり、リズムに合わせて演奏できなかったり、いろいろと苦労してきたわけです。

ということは、そのときの経験を使って、これからベースを始める人に練習方法を教えることができます。

たとえば、

「ベース初心者が最初の1曲を弾けるようになるための練習方法」

という教材ですね。

これは初心者に向けた商品です。

ほかにも、写真撮影が趣味ならスマホで写真をきれいに撮る方法、読書が好きなら読んだ本を忘れないための読書ノートの作り方なども考えられます。

大切なのは、単に趣味について語るだけではなく、その趣味を楽しみたい人の役に立つ情報を提供することです。

② 仕事で身につけた知識や経験

仕事で得た知識も商品になります。

たとえば、会社で日常的に表計算ソフトを使っている人。

その人にとっては、表を作ったり、数字を集計したりすることは、ごく普通の作業かもしれません。

でも、表計算ソフトを使ったことがない人からしたら、難しい作業だったりするんですよね。

そこで、

「表計算ソフト初心者が仕事で使う基本操作を覚えるための教材」

を作ることもできます。

ほかにも、プレゼン資料を作るのが得意なら資料の作り方を教えられますし、接客業で経験を積んだ人なら、新人向けの接客マニュアルを作ることもできるでしょう。

ただし、会社の機密情報や顧客情報を勝手に公開してはいけません。

あくまでも、自分自身が身につけた一般的な知識や技術を商品にするということです。

毎日仕事でやっていることだからこそ、自分では価値に気づきにくいもの。

そんな知識や経験がないか、思い出してみてください。

③ 過去に悩みを解決した経験

個人的におすすめしたいのが、過去に自分が悩みを解決した経験です。

たとえば、以前は部屋が散らかっていて困っていたけど、自分なりに工夫したら片づけられるようになった。

そんな経験があるとします。

その場合、

「片づけが苦手な人のための、週末に取り組む部屋の整理術」

という商品が考えられます。

これなら、同じ悩みを持つ人に向けて、自分が実際に試してよかった方法を教えることができますよね。

なぜ、この方法を試したのか。

実際にやってみてどうだったのか。

うまくいかなかったときには、どのように改善したのか。

そういった経験も含めて伝えることで、単なる一般論とは違うコンテンツになります。

これは趣味や仕事にも共通することですが、自分が実際に経験したことは大きな強みになります。

特に、過去の自分と同じことで悩んでいる人に向けて商品を作ると、相手の気持ちも理解しやすいと思います。

④ 日常生活のちょっとした工夫

仕事や趣味でなくても構いません。

普段の生活の中で工夫していることも、商品になる可能性があります。

たとえば、毎日の献立を考えるのが面倒で、週末に1週間分の献立を決めるようにしたとしましょう。

その方法をまとめれば、

「毎日の献立を考える時間を減らすための1週間献立表」

といった商品が作れるかもしれません。

ほかにも、旅行の計画を立てるのが得意なら、初めてその地域を訪れる人向けに、旅行プランをまとめることもできます。

自分では何気なくやっていることでも、それが苦手な人からしたら、知りたい情報だったりするんです。

ただし、実際にお金を払ってもらえるかどうかは別の話。

無料で十分だと思う人もいるでしょうし、同じ情報が無料で手に入るなら購入しない人もいるでしょう。

だからこそ、商品を作る前に需要を確認することが大切なんですね。

商品にするなら「広いテーマ」より「具体的な悩み」を選ぼう

ここまで、いろいろな商品例を紹介してきました。

ただ、実際に商品を作るときには、もうひとつ意識してほしいことがあります。

それが、テーマを具体的にすることです。

たとえば、あなたが料理について詳しいとして、

「料理が上手になる方法」

という商品を作ったとしましょう。

これだと、何を教えてくれる商品なのか、ちょっとわかりにくいですよね。

でも、

「料理初心者が包丁の使い方から覚えるための基本講座」

ならどうでしょう?

料理をほとんどしたことがない人に向けた商品だとわかりますよね。

さらに、

「一人暮らしの会社員が、仕事から帰って15分で夕食を作るためのレシピ集」

なら、もっと具体的になります。

この商品を必要としている人が、どんな状況で、どんな悩みを抱えているのかが想像しやすくなるからです。

そして、商品を作る側も、何を教えればいいのか明確になります。

料理の知識を全部教える必要はありません。

15分で夕食を作れるようになるために必要な情報だけをまとめればいいわけです。

これなら、大きな教材を作らなくても、ひとつの商品として成立する可能性があります。

もちろん、テーマを狭くすれば必ず売れるというわけではありません。

あまりにも対象者が少なければ、需要がない可能性もあります。

なので、最初は「誰のどんな悩みを解決するのか」を明確にすることを意識してみてください。

自分の知識や経験から商品を見つける4つのワーク

さて、ここからは実際に商品候補を見つけていきましょう。

できれば紙とペンを用意して、書きながら取り組んでみてください。

ワーク1:過去に人から質問されたことを書き出す

まず、これまで人から質問されたことを思い出してみてください。

家族や友人、職場の同僚などから、何かを教えてほしいと頼まれた経験はありませんか?

たとえば、

「パソコンを買いたいけど、どれを選べばいい?」

「ギターを始めたんだけど、どうやって練習すればいい?」

「旅行の計画を立てるのが上手だよね。どうやって調べてるの?」

こんな質問です。

質問されたということは、相手はその情報を知らなかったわけですよね。

そして、あなたなら知っていると思ったから質問した。

つまり、そこには知識の差があるわけです。

この差が、コンテンツ販売のヒントになります。

もちろん、質問されたからといって、それだけで有料商品としての需要があるわけではありません。

ただ、商品候補を見つけるきっかけにはなると思います。

まずは、思いつく限り書き出してみましょう。

ワーク2:過去の自分が困っていたことを書き出す

次に、過去の自分が悩んでいたことを思い出してみてください。

今は当たり前にできていることでも、最初からできていたわけではないはずです。

たとえば、車の運転。

今は普通に運転できる人でも、教習所に通い始めた頃は緊張していたんじゃないでしょうか。

あるいは、仕事で使う道具やパソコンの操作も、最初はわからないことだらけだったかもしれません。

でも、今は普通に使えるようになっている。

では、どうやってできるようになったのでしょう?

何を勉強したのか。

どんな練習をしたのか。

どこでつまずいたのか。

その経験を思い出してみてください。

そして、当時の自分が知りたかったことを書き出してみましょう。

そこには、今まさに同じことで困っている人に役立つ情報が含まれているかもしれません。

ワーク3:誰に何を教えられるのか考える

ここまで書き出したら、次はその知識や経験を誰に教えられるのか考えてみます。

たとえば、

「ベースを10年間弾いてきた」

という経験があるとしましょう。

この経験を誰に教えられるのか。

プロのベーシストに教えるのは難しいかもしれません。

でも、ベースを始めたばかりの人ならどうでしょう?

初心者の頃につまずきやすいポイントや、最初に覚えておきたい練習方法など、教えられることがありそうですよね。

そこで、次の文章を完成させてみてください。

「僕(私)は、〇〇で悩んでいる人に、△△を教えることができる」

たとえば、

「僕は、ベースを始めたけど何を練習すればいいかわからない人に、最初の1曲を弾くための練習方法を教えることができる」

こんな感じです。

この文章が作れたら、商品候補がひとつ見つかったことになります。

ワーク4:商品名を仮につけてみる

最後に、今考えた商品候補に名前をつけてみましょう。

ここで立派な商品名を考える必要はありません。

まずは、何を教える商品なのかが伝われば十分です。

たとえば、

「ベース初心者が最初の1曲を弾くための練習講座」

「一人暮らしの会社員向け・15分で作れる夕食レシピ集」

「表計算ソフト初心者が仕事で使う基本操作マニュアル」

といった具合です。

ここまでできたら、なんとなく商品らしくなってきませんか?

もちろん、まだ商品が完成したわけではありません。

でも、何を売ればいいかわからなかった状態から、具体的な商品候補が見つかったわけです。

あとは、その商品を必要としている人がいるのか確認し、実際にコンテンツとしてまとめていけばいいんですね。

見つけた商品候補は本当に売れる?確認したい3つのポイント

さて、商品候補が見つかったら、いきなり作り始める前に確認してほしいことがあります。

それは、その商品が本当に必要とされているかどうかです。

① その悩みを持っている人はいるか?

まずは、同じ悩みを持っている人がいるか調べてみましょう。

XなどのSNSで検索してみたり、Googleで関連するキーワードを調べてみたりする方法があります。

たとえば「ベース 初心者 練習」と検索してみる。

すると、初心者向けの練習方法について、どんな情報が求められているのか調べることができます。

実際にSNSで質問している人がいれば、その内容も参考になります。

自分の想像だけで商品を作るのではなく、実際に困っている人がいるか確認するということです。

② お金を払ってでも解決したい悩みか?

次に考えたいのは、その悩みを解決するためにお金を払う人がいるかどうかです。

ここが重要です。

というのも、知りたい人がいることと、お金を払ってまで知りたい人がいることは別だからです。

たとえば、

「ちょっと気になるな」

という程度の情報なら、無料で調べて終わりかもしれません。

でも、

「何度やってもうまくいかない」

「自分で調べるのが大変だから、わかりやすく教えてほしい」

という悩みなら、解決方法を購入したいと思う人もいるでしょう。

そこで、似たテーマの有料noteや教材が販売されているか調べてみるのもひとつの方法です。

実際に購入されていることが確認できれば、有料の需要を考える参考になります。

ただし、同じジャンルの商品が販売されているだけでは、売れている証拠にはなりません。

販売実績や購入者の反応など、確認できる情報を参考にしてください。

③ 自分ならではの価値を提供できるか?

そして最後に、自分ならではの価値を提供できるか考えてみましょう。

すでに似た商品が販売されている場合、まったく同じ内容を作っても、選んでもらうのは難しいかもしれません。

そこで役立つのが、自分自身の経験です。

たとえば、ベースの練習方法を教える場合。

単に一般的な練習メニューをまとめるだけでなく、自分が実際につまずいた部分や、どんな練習で改善したのかを解説する。

それだけでも、ほかの教材とは違った内容になります。

ただ、実体験があれば何でも差別化できるわけではありません。

相手が求めていることに対して、その経験が役立つかどうかが重要です。

購入してくれる人のことを考えながら、自分ならではの価値を見つけてみてください。

売れるものが見つかったら、最初は小さく作ってみよう

ここまでで、商品候補が見つかり、需要もありそうだと判断できたとします。

そしたら、実際にコンテンツを作ってみましょう。

ただし、最初から10万文字もあるような大型教材を作る必要はありません。

まずは、小さな悩みをひとつ解決する商品を作ってみることをおすすめします。

たとえば、先ほどのベースの話なら、

「ベースが上手くなるための完全講座」

ではなく、

「ベース初心者が最初の1曲を弾くための練習講座」

という商品にする。

これなら、何を教えるべきかも明確になります。

購入する人にとっても、何が学べるのかわかりやすいですよね。

そして、完成したコンテンツをnoteなどで販売してみる。

最初は500円や1,000円といった価格で、小さく販売を始める方法もあります。

もちろん、価格は商品の価値や内容によって決める必要がありますし、低価格なら必ず売れるわけでもありません。

ただ、初めてのコンテンツ販売なら、最初から大きな利益を狙うよりも、実際に購入してもらう経験を積むことが大切だと思います。

1件売れたら、購入者さんの反応を見ながら改善していく。

商品を必要としている人にもっと知ってもらえるように、情報発信を続けていく。

そうやって少しずつ販売を増やしていけばいいんです。

まとめ:あなたの知識や経験を必要としている人を探してみよう

今回は、コンテンツ販売で何を売ればいいのか、商品候補の見つけ方について解説しました。

最後にお伝えしたいのは、最初から立派な専門家である必要はないということです。

もちろん、適当な知識を教えていいという意味ではありません。

購入者さんの悩みを解決できるだけの知識や経験は必要です。

でも、その知識が特別なものである必要はないんですよね。

あなたが仕事で普通にやっていること。

趣味で楽しみながら覚えたこと。

昔は悩んでいたけど、今は克服できたこと。

そういう経験の中にも、誰かの役に立つものはたくさんあるはずです。

ただ、自分にとっては当たり前すぎて、商品になるという発想がないだけかもしれません。

だからこそ、一度、自分の経験を振り返ってみてください。

そして、

「この知識を教えてあげたら、誰が喜んでくれるだろう?」

と考えてみる。

そうすると、今まで気づかなかった商品候補が見つかるかもしれません。

そして、商品候補が見つかったら、まずは小さく作って販売してみる。

たとえ500円の商品でも、それを誰かが購入してくれたら、自分の知識や経験から収入が生まれたということになります。

僕は、この経験がとても大切だと思っています。

自分が知っていることが誰かの役に立ち、喜んでもらえて、しかもお金になる。

こんなに嬉しいことって、なかなかないですからね。

ぜひ、あなた自身の知識や経験の中から、誰かに届けられるものを探してみてください。


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