「どうして、
あの人の文章は伝わるのに、
自分のは伝わらないんだろう?」
そんな悩みを
感じたことはありませんか?
でも、「伝わらない」
と悩む人も多い。
この記事では、伝わらない原因2つと
その改善方法についてお伝えします。
この記事を最後まで読むことで
あなたの文章は伝わらない文章から
伝わる文章に変わります。
その結果、ビジネスなら
売上の桁が一つ上がります。
会社員の方でも伝わる文章が書ける=
コミュニケーションが取れるということなので
出世もできるかもしれませんね。
ということで本題に入ります。
伝わらない文章の原因は2つ!初心者が犯しがちなミスとは?
じゃあ、なんで
伝わらないのかというと
- 使う言葉がズレている
- 文脈が共有できていない
の2つなんですよね。
(そもそも、日本語が変だから
伝わらないというパターンもありますが
今回はその可能性を排除してお話します)
1、使う言葉がズレている
初心者に向けて書く文章に
専門用語をバンバン使ったら、
それは伝わりません。
なぜなら、そもそも
読まれないからです。
あまりにもわからない言葉が
連続して使われていると
読む気をなくしますよね。
例えば、音楽の話をするときに
何も音楽の知識がない人に
「ここはユニゾンに
なっていてぇ~」
「ここは実は
サブドミナントコードが
有効でぇ~」
「ここで転調して
Amキーになっていてぇ~」
とか書かれていたら
「う~ん。よくわからん!」
となって離脱されて
しまいますよね。
読まれていないから
伝わらないのは当然です。
どうしても専門用語を
使わなければならないときは
解説が必要になります。
一方で、ある程度その道の
知識がある人に向けて書いているのに
専門用語を使わないのもまた
「まどろっこしい」
と思われて離脱されて
しまいます。
「文章を書くときには
まず誰に書くかを決めましょう」
なんて言われていますが
それは使う言葉が変わって
くるからというのが大きな
理由なんですよね。
2、文脈が共有できていない
突然ですが、この文章を
読んでみてくれますでしょうか。
(最初は意味不明だと思いますが
とりあえず流す感じでいいので
読んでみてほしいです)
その手順はとても簡単である。
はじめに,ものをいくつかの山に分ける。
もちろんその全体量によっては,一山でもよい。
次のステップに必要な設備がないため
どこか他の場所へ移動する場合を除いては,
準備完了である。
一度にたくさんしすぎないことが肝心である。
多すぎるより,少なすぎる方がましだ。
すぐにはこのことの大切さが
わからないかもしれないが,
めんどうなことになりかねない。
そうしなければ,
高くつくことにもなる。
最初はこうした手順は
複雑に思えるだろう。
でも,それはすぐに生活の
一部になってしまう。
近い将来,この作業の
必要性がなくなると
予言できる人はいないだろう。
その手順が終わったら,
再び材料をいくつかの山に分ける。
そして,それぞれ適切な場所に置く。
それらはもう一度使用され,
またこのすべてのサイクルが繰り返される。
ともあれ,それは生活の一部である。
心理学者のブランスフォードが
書かれた文章です。
正直、何の話?と
思うかもしれませんが
(それこそ、この文章が
離脱に繋がったかもしれませんがw)
「あ、洗濯の話です」
と言われたら納得の
文章になると思います。
洗濯だということが
わかった上でもう一度
読んでみてください。
例えば、
- 「山に分ける」は「洗濯物を色別・素材別に仕分ける」
- 「設備がないなら移動」は「コインランドリーに行く」
など、文脈を知るだけで
意味がスッと入ってきますよね。
このように、最初は
(洗濯)という文脈が
共有できていなかったから
意味不明な伝わらない文章に
なっていました。
でも、
洗濯という文脈が
共有できていれば
その文章も意味が
わかる文章になります。
だからこそ、
先に文脈を共有することが
非常に大事なんですよね。
このように、文章が
伝わらない理由は
- 使う言葉がズレている
- 文脈が共有できていない
の2つです。
もちろん、
これ以外にも色々あります。
例えば、
「こそあど言葉が多い」
とかね。
でも、代表的なこの
2つを改善できれば…
つまり、
- 文脈を共有した上で
- 適切な言葉を使って
文章を書くだけで
伝わる文章になる
可能性はグッと上がります。
ぜひ、意識して書いてみてください。