どうも、ともぞう(tomotin2222)です。
「情報発信をやっているのですが、キャラ設定に迷っています。」
という質問がよく届きます。
このページでは、キャラ設定についての話を深堀りして行きたいと思います。
キャラ設定を深く理解することで
- 無理のない情報発信ができる
- あなたらしさを活かして差別化できる
- 気の合う人が集まって来てくれる
という特典が付いて来ます。
なので、無理なく楽しく、そしてあなたらしさを活かして情報発信をしたい人は読み進めてみてください。
もくじ
情報発信のキャラ設定でやってはいけないこと
「どんなキャラがウケますかね?」という質問が届きます。
これは、翻訳すると「情報発信をする上で、どんなキャラを演じれば人気が出ますか?」という質問なのですが、、、
結論からいうと、そういう視点で情報発信をしてはいけないということです。
これ、質問の答えになっていないのですがw
そもそも質問のピントがズレているので、必然的にこういう答えになってしまいます。
では、なぜ「どんなキャラで情報発信をすればウケるのか」という視点で発信をしてはいけないのか。
理由は下記の2つです。
- 自分の中にないキャラは演じていても不自然で気持ち悪くなる
- 自分にないものを演じて情報発信していると疲れてしまい続けられなくなる
自分の中にないキャラは演じていても不自然で気持ち悪くなる
例えば、本人は柔らかい雰囲気の持ち主なのに、オラオラ系なキャラを演じて文章を書いていても不自然で気持ち悪くなるでしょう。
その逆もしかりです。
不自然で気持ち悪い人の発信を好き好んで受け取る人はいませんよね。
興味本意で見にくる人はいるかもしれませんが、それでは情報発信をしている意味もありません。
なぜなら、興味本位であなたの発信を見にくる人は、飽きたらすぐにどこかに行ってしまうからです。
自分にないものを演じて情報発信していると疲れてしまい続けられなくなる
自分にないキャラを演じて情報発信をしていると必ず「もう疲れたんだパトラッシュ・・・」と疲弊するときが来ます。
なぜなら、自分とは関係のないキャラを演じるということは、かなり負荷の高い行為だからです。
情報発信に疲れてしまえば、続けることが困難になります。
続けられないということは、求めている結果が出ないということです。
以上のようなことから「どういうキャラがウケるか」という視点でキャラ設定をしてはいけないのです。
自分の中にあるどの特徴を強調するかを決め、さらにその順番を決めるのがキャラ設定
では、どのようにキャラ設定をすれば良いのでしょうか。
結論からいうと、自分の中にあるどの特徴を強調するかを決め、さらにその順番を決めるということです。
もちろん、自分を丸ごと表現できるのが一番良いのですが、人間には色々な面があり、その複合体としての「自分」がいるわけです。
ですから、必然的に「どの部分を出して行くか」というある種の編集が必要になります。
じゃあ、その編集をするにはどうしたら良いのか。
まずはあなた自身の中にどんな特徴があるのかを書き出してみることから始めるといいですね。
例えば、あなたの中に
- 特徴A
- 特徴B
- 特徴C
- 特徴D
という特徴があるとします。
この特徴のうち、どの特徴をより強調して前面に押し出すのか(順番)を決めて行きます。
順番を決めたら、一度「なぜその順番にしたのか」を自分に問いかけてみてください。
「〇〇な人に見られたいから」という答えが出て来たら、それがあなたの中で大事な価値観になります。
そして、その価値観に共感・共鳴した人があなたのファンになってくれる可能性が高いです。
また、順番を決めたら、その特徴を表す言葉や表現を書き出して、メモしておくと良いですね。
そのときメモした言葉や表現があなたの世界観を作り出すための材料になるので、大事に取っておきましょう。
そして、日常的に、あなたの特徴を表す言葉や表現を見つけたらすかさずメモしておきましょう。
自分にはどんな特徴があるのかを知る方法
とはいえ、「自分にはどんな特徴があるんだろう。」と悩んでしまう人もいるでしょう。
そんなときは、自分の外側に目を向けると良いですね。
人は自分の顔を直接見ることができません。
自分の顔を見るには「鏡」が必要です。
それと同じで「自分はどんな人間なのか」を知るには、自分以外の「何か」や「誰か」を通さないとわからない部分あるのです。
では、具体的にどんなことをしたらいいのか。
例えば、人と交流するという手があります。
具体的には
- 誰かと話をする
- 付き合いの長い人(友達や家族)にあなたの特徴を教えてもらう
などです。
誰かと話をしていて、ふと「あぁ、この人は〇〇についてこういう価値観を持っているんだな。」と思うことがあるでしょう。
一方で「自分は〇〇についてはこう思うな。」などと考えたり話たりすることで、自分のことを少し知ることができます。
さらに、「なぜ自分は〇〇についてこう思うんだろう?」と考えることで自分の理解を深めることができます。
また、付き合いの長い友達や家族に「僕(私)ってどんなイメージ?どんな特徴があると思う?」と聞いてみるのも良いですね。
その中で、必ず共通した特徴がいくつか出てくるハズなので、それはあなたの特徴の一つと捉えてもいいでしょう。
それから、
- 本を読む
- 映画を観る
- マンガを読む
なども自分を知るために非常に有効な方法です。
本を読んでいて「自分はこう思う」と思ったことがあればそれはあなたの特徴の中の一つです。さらに「自分はこう思う」を深堀りするために「なぜこう思うのか」を考えてみましょう。
映画を観たりマンガを読んだりしているときに「え?この主人公は何でこんな行動を取ったの?自分ならこうするな・・・」などと考えが浮かんだら、それはあなたの特徴の中の一つを象
さらに、自分の好きなモノについて語ってみるということも重要です。
何か好きなことを語るには「なぜ、自分はこれが好きなのか」を考える必要があるからです。
例えば、僕は「るろうに剣心」が大好きなのですが、その理由は、主人公の緋村剣心の「強くて優しい人」という特徴に憧れを抱いているからです。
すると、「僕には強くて優しい人になりたいという気持ち(価値観)がある」とわかります。
(自分の中に強くて優しいという要素があるのではなく、あくまでそういう気持ちがあると知ることができるという話です。)
こうすることで、自分の価値観がわかり、自分の中にある特徴が少しずつ見えて来ます。
なので、自分の特徴を知りたい人はここでお伝えしているようなことをやってみてください。
もちろん、常にやっていると疲れてしまいますし、映画やマンガを楽しめなくなってしまうかもしれないので、やるなら期限を区切るといいかもしれませんね。
情報発信のキャラ設定の話まとめ
このページでは、情報発信のキャラ設定の話をして来ました。
キャラ設定と聞くと「0から作り出し、それを演じる」と思う人もいるようなのですが、そうではないんですよね。
ここでお伝えした通り、キャラ設定とは「あなたの中にあるどの面を強調するか」という話なのです。
自分の中にないキャラを演じていても疲れるだけですし、気持ち悪がられて避けられます。極端な話をすれば嫌われます。
自分の中にある要素を出して嫌われるなら「まぁ、合わない人もいるよな」と諦めも付きますが、自分の中にないものを演じて嫌われるって損でしかないですよね。
だって、あなたが演じているキャラを嫌う人は、あなたの本来のキャラを好きになってくれる人かもしれないわけですから。
ということで、キャラは0から作り出すというよりも、自分の中にある要素を編集して世の中に出す。
この方法で情報発信をやってみてください。
あなたの中にある素材を活かすので、割と自然な発信ができますし、あなたに合う仲間やお客さんが集まって来てくれますよ。
ということで、情報発信のキャラ設定に関する考え方のお話でした。