どうも、ともぞう(@tomozounew)です♪
少し昔話をしても良いですか?
10億円より価値のある「そこら辺の石」の話です。
情報発信(コンテンツ販売とかアフィリエイト)で収益を上げて
行くためにとっても大事な話に繋がるので、読んで頂けると
とても嬉しいです。
10億円より価値のある「その辺の石」の話
僕が幼稚園児の頃、
同じ幼稚園に通う友達のU君と
週6ペースで遊んでいました。
ある日は公園の
ブランコに乗りながら
カクレンジャーの話をしたり、
(カクレンジャーは当時
放送されていた戦隊シリーズ)
ある日は自転車に乗って
近所を爆走したり
川原で良い感じの
石を探したり…
U君とは非常に気が合い
彼と遊んでいるとすぐに
時間が過ぎて行ったことを
よく覚えています。
母親から聞かされた信じがたい話
ある日、母親から
信じがたい話を聞かされました。
「U君、遠いところ(京都)に
お引越しするんだって。
だから、U君と遊べるのも
あと少しなんだよ」
……
僕は号泣しました。
U君とは大人になっても
ずっと遊べると思って
いたのに…。
U君が京都に引っ越す2日前。
いつもと同じようにU君と
遊んでいると、彼が言いました。
「ともぞうと遊べるのも
今日が最後だなぁ…」
寂しいのはU君も
同じだったようで
2人で泣いたのを覚えてます。
今までで一番いい感じの石
それでも、最後まで
楽しい時間を過ごそうと
2人は(泣きながらも)川原で
「良い感じの石」を探しました。
いよいよ夕日がさしてきて
お別れの時が迫っていることを
悟りはじめた頃、
「今までで一番の良い感じの石」
を見つけることができました。
その石は黒くて、少し細長くて
ピカピカしていて
ともぞう少年にはとても
魅力的に見えたのです。
その石をU君に見せると
「良い石見つけたね!」
「こんな石初めて見たよ」
…
「あげる。」
僕はU君に言いました。
U君は驚いた顔をしたあと
笑っているような、
泣いているような顔で
「良いの?!」
と。
「うん。引っ越し
しても忘れないでね」
「ありがとう」
その2日後、U君は京都に
引っ越して行きました。
突然の再会
それからしばらくは
連絡を取っていません。
というか、その当時は
連絡を取る手段すら
なかったのです。
確か僕が26歳くらいのとき
実名でやっているFacebookに
1通のメッセージが届きました。
あのU君からでした。
「久しぶり!!
Uだけど覚えてる!?」
「え?Uくんじゃん!!」
アイコンの写真には
その頃の面影が。
「俺、今度そっちに行くんだけど
良かったらご飯でも行かない?」
そんなこんなで20数年ぶりに
U君とご飯を食べに行くことに。
お店は、2人で良く遊んだ公園から
少し離れたところにある
クセが強めのレストラン(笑)
にしました。
僕は覚えていなかったのですが
「大人になったら一緒に
ここにハンバーグを食べに来よう」
と約束したそうです。
10億円以上の価値がある石
お店に入り、ハンバーグを
注文したあとでU君は謎の
巾着袋を出しました。
そして、その中から
ある物
を出してきたのです。
出て来たのはあの時、
僕があげた
黒くて細長くて
ピカピカした
良い感じの石
でした。
「これ、ずっと大事に
持ってたんだよ」
そう、U君はずっと大事に
その石を持っていてくれたのです。
「この石は例え10億
積まれても売れないね」
U君は笑って言いました。
コンテンツはコンテキスト(文脈)とセットで価値が生まれる
さて、
僕はよく、コンテンツ販売
という文脈で
- 「コンテンツそのものの
価値は無くなって行く」 - 「コンテキストとセットになって
価値は大きくも小さくもなる」
という話をします。
今回の
良い感じの黒い石
の話はまさにそれですよね。
僕とU君以外の人にとっては
ただのキレイな石
です。
場合によっては
そこら辺の石
だと思うかも知れません。
つまり、
価値はありません。
でも、
(僕と)U君にとっては
10億積まれても売らない石
なわけです。
これはなぜかというと
U君と僕の中でコンテキスト
(背景)を共有しているから
ですよね。
つまり、
【お別れのときにあげた】
良い感じの石
という背景を
共有しているからこそ
10億以上の価値のある
(いや、プライスレスな)
石だということ。
つまり、
コンテンツに価値を付与するのは
コンテキスト(文脈)だ
ということを
お伝えしたかったのです。
コンテンツ販売やアフィリエイトは
価値を感じてもらわないと売れません。
なので、コンテンツ販売や
アフィリエイトをして
収益を上げたいと思ったなら
コンテンツを
適切なコンテキストに
置くことで価値を生み出す
こんな考え方でやってみてください。
【 PS. 】
コンテキストについては『コンテンツはパクられるが、コンテキスト(文脈)はパクられない』という記事も参考になると思うのでもし良かったら読んでみてください。